縮毛矯正とストレートパーマはどちらが正解?

ストレートパーマはくせ毛を直すものではない

まとまらないくせ毛をまっすぐにしたいという悩みは、たくさんの人が持っていることでしょう。
でもそんなくせ毛の悩みを解決するのに、どちらを選べばいいかわからないのが、縮毛矯正とストレートパーマです。
実は間違った方を選んでいる可能性もありますので、それぞれの違いを理解した上で施術を受けましょう。


まず知っておくべきなのが、ストレートパーマはくせ毛を伸ばす施術ではないということです。
これはちょっとびっくりするかもしれませんね。
過去にくせ毛を伸ばす目的でストレートパーマをあてたことのある人は、間違った選択だった可能性があります。
事実、せっかくあてたストレートパーマも想像したようなサラサラまっすぐヘアにはならず、しかもすぐ取れてしまった経験がある人もいるでしょう。
ストレートパーマの正解は、「かけたパーマを元に戻す」ための技術なのです。
場合によっては他の目的で施術する場合もあるでしょうが、基本的にくせ毛を伸ばす目的の施術ではないのです。
元がストレートならまっすぐになりますが、元がくせ毛ならすぐにその状態に戻ってしまうのは当然でしょう。

くせ毛伸ばしは縮毛矯正一択

結論を言えば、くせ毛の人がまっすぐなサラサラヘアにしたいなら縮毛矯正が唯一の答えとなります。
ただ、ほとんどくせがないような弱いウェーブなら、ストレートパーマでもまとまる髪の毛にスタイリングできます。
時間も料金も縮毛矯正の方がかかってしまうのは確かですが、効果がないことにコストをかけても本末転倒ですよね。
縮毛矯正の流れは、シャンプー後に1剤を塗り、流してドライした後にストレートアイロンの工程が入ります。
その後2剤を塗って流し、ドライすれば完了です。
アイロンによる熱処理が行われることで、仕上がりが大きく違います。
もちろんボリュームダウンも出来ますし、ツヤツヤのストレートヘアが半永久的に持続します。
髪への負担は大きくなるので、そこはあらかじめ頭に入れておいたほうが良いですね。
縮毛矯正は一度すると元には戻りませんし、受けた後に普通のパーマをかけることもできませんので覚えておきましょう。

ストレートパーマの効果を長もちさせたい場合は

縮毛矯正は髪の毛への負担が大きいので、効果が薄いとしても、あえてストレートパーマを選択するというのも一つの手段です。
理解した上で選ぶなら、それも正解と言えるでしょう。
少しでも効果を持続させるなら、施術当日はシャンプーはしないで、最低でも24時間、できれば48時間置きましょう。
シャンプーは専用シャンプーを使い、洗った後はすぐに髪を乾かしてください。
専用シャンプーは薬剤でアルカリ性に傾いた髪を本来の弱酸性に戻すために使用します。
アミノ酵素系の洗浄成分のシャンプーを使うのがおすすめです。

様々なストレートのメニューがある「アンリシエル」